JST 研究成果最適展開支援プログラム (A-STEP) 令和4年度の採択について

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 令和4年度募集における新規採択者を決定しました。

今回はトライアウトでは応募総数684件に対し160件の採択(倍率4.3倍)という、昨年の採択数311件からほぼ半減という厳しい状況の中、本学からは4件が採択されました(全国4位タイ)。

本格型では113件の応募に対し18件の採択 (倍率6.3倍)という高倍率の中、本学から1件採択されました。

おめでとうございます!

千葉大学の採択者

ASTEP トライアウト

氏名 部局名 職名 研究開発課題名
坂根 郁夫 理学研究院 教授 ドコサヘキサエン酸含有ホスファチジン酸の脳機能改善食品としての可能性検討
吉田 弘幸 工学研究院 教授 あらゆる機能性材料の空準位の迅速解析が可能な高感度低エネルギー逆光電子分光装置
酒井 正俊 工学研究院 准教授 磁性流体トナー技術によるプリンテッド集積回路作製技術の開発
伊東 翔 工学研究院 特任研究員 パルスUVレーザによる金型合わせ面樹脂バリの高速・大面積・クリーン剥離方法の開発

ASTEP 産学協同(本格型)

氏名 部局名 職名 研究開発課題名
清水 栄司 子どものこころの発達教育研究センター センター長/教授 主観アウトカム・データ駆動型オンラインメンタル相談システムの効果検証と社会実装へ向けた展開

研究成果最適展開支援プログラム(ASTEP)の概要

A-STEPは、大学等の研究成果に基づいた技術の実現可能性を検証する公募型の研究開発費支援制度(研究費支援)と、マッチングプランナーによる産と学のマッチングや事業化に向けての研究開発活動の支援(人的支援)により、本格的な産学共同研究開発へとつなぐプログラムです。

トライアウト:大学等の研究成果の特色を活かした技術が実現できるかを、企業等が見極めるための試験研究を支援 (グラント:300万円/最長2年)

産学協同(育成型): 大学等における新規性・優位性のある基礎研究成果(技術シーズ)について「学」と「産」のマッチングを行い、将来的な社会実装に向けた共同研究体制の構築を目指す(グラント:1,500万円/年×最長3年)

産学協同(本格型): 社会課題の解決に資する研究開発成果の社会実装を目的として、大学等の技術シーズの可能性検証及び実用性検証のため、産学共同での本格的な研究開発を実施(マッチングファンド:1億円/年×最長6年)

実装支援(返済型)ベンチャー企業等が行う、大学等の研究成果(技術シーズ)の社会実装を目指した革新的な開発を支援(返済型:1-5億円/最長3年)

本学における申請支援

IMOのリサーチアドミニストレーターが伴走URAとして申請をサポートいたしました。

詳細

本プログラムの詳細については、JSTのホームページをご覧ください。