令和4年6月17日(金)、本学の研究成果と企業ニーズのマッチング、企業の技術課題解決等を目指した本学との共同研究等の連携機会を創出することを業務とする、千葉大学客員産学官連携研究推進コーディネーター(以下「客員コーディネーター」という。)を金融機関の職員等13名に対し新たに委嘱しました。
平成27年に本学で立ち上げた客員コーディネーター制度は、主に金融機関や産学連携研究推進活動等に意欲の高い企業等と本学がそれぞれの得意分野を活かしつつ、協働連携した活動を行うことを目的としております。このたびの新たな委嘱により総勢44名の客員コーディネーターが活動を行うことになります。
委嘱状交付式は本学の学術研究・イノベーション推進機構(以下「IMO」という。)内にて行われ、機構長の藤江研究担当理事から新たに客員コーディネーターの活動を行う皆様へ委嘱状を交付しました。
交付式後には、客員コーディネーターの皆様と本学の意見交換の場を設け、本学の産学連携の方向性の説明と事例を交えつつ、客員コーディネーターの皆様と今後の連携活動のVisionの共有を行いました。
意見交換の中では、客員コーディネーターから、千葉大学保有の特許情報について企業ニーズ相談に活かすための仕組みや、コーディネート事例の共有の提案などの積極的な意見も出され、今後の実用的な連携に向けて素晴らしいスタートとなりました。
IMOでは産学官金の連携強化を通じて、本学研究成果の実用化と研究力強化の好循環を生み出すことを目指し、今後客員コーディネーターと一層の連携を深め、引き続き活動してまいりたいと思います。
〇は、このたび新たに連携を開始する機関